ついに親カナギやカナギの釘煮すら食卓に乗らなくなった昨今

今の時期に海産物が元々好きな私はこれを食べないと、・・・・ウズウズしてしまうものがあります。


淡路島周辺部では名産品となっている「カナギの釘煮」もそうですが、何と言っても「親カナギの干したもの」です。


カナギとは関西で言う小女子(コウナゴ)のことで、学名はイカナゴと言います。


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この写真は数年前のもので、昨年も少し食べたら、どこにも売られていない有様でしたが、今年は更にひどくて、最初からどこにも売られていない状況が続いています。(涙)


「春の味覚の風物詩」の一つですし、若い頃はこれを石油ストーブの上に小さなフライパンを乗せてチリチリと転がすようにして炙って食べるのが大好きでした。


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干した親カナギは、価格的にも大変やすいモノで、10年ほど前は100グラム100円ぐらいでした。^^;


今年も淡路島の知人に尋ねると、絶不漁で、昔の7~8倍の値段がついていると聞きました。(驚!)


どうりで、どこにも売られていないはずです


玄界灘はこのカナギの南限とされる棲息区域として知られていましたが、玄界沖地震ぐらいからカナギが激減したのを覚えています。


私が船釣りに行かなくなったひとつの理由は、活きカナギをエサにいろいろな魚を釣らせてくれる釣り船がなくなったからと言うこともあるんです。


「無敵の万能エサ」で、タイ、ヒラメ、スズキ、ブリ、ヒラス、アコウ、タカバ、チヌ、アラカブ、メバル、アイナメなどの大好物なので、高級魚の入れ食いが楽しめるのが活きカナギをエサにした五目釣りでした。



そんなカナギの全面禁漁がズ~っと、続いています。



実は西新のリヤカー部隊のNさんが廃業に至ったのは、姪浜の魚市場に思うような魚が揚がらないと言うこともあったようです。


数年前から、「よか、魚のおらんけん!!」とぼやいていました。


Nさんは職人気質なところがあって、天然の気に入った魚が入らないときは仕入れをしないという今どき商売にはなりにくいスタイルを貫いていたようです。


私はそういうNさんが好きでした


Nさんに捌いてもらったコモンフグの刺身と薄皮の湯引きの味生涯忘れたくないモノとなりました!!


カナギがいなくなった玄界灘は、昔ほど豊穣の海ではなくなったようです。


淡路島周辺でカナギが獲れないとなると、「明石のタイ」も激減するはずです。


博多湾だけが魚が少なくなったのではなく、30年前ぐらいに比べると、いたるところで魚が激減しています。


関門のカレイやアイナメも少ないようです


死ぬまでに、玄界灘で、活きカナギのエサで、船釣りをしたい!!と切に願っています。


このままですと、生涯無理かもしれません・・・。


それにしても、親カナギが食べたい!!


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まとめ

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