閉鎖性水域の博多湾の弱点が近年あからさまに露呈しているのでは?

閉鎖性水域という言葉をご存知でしょうか?

ウィキペディアによりますと、

閉鎖性水域(へいさせいすいいき)とは地理的要因で、水の流出入の機会が乏しい環境におかれている海、湖沼を指す。自然による自浄作用が緩慢なため人間による自然破壊が決定的な環境破壊につながりやすい。

 と、あります。

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実は、博多湾は閉鎖性水域に指定されている内湾のひとつでもあるのです。

私は長い期間博多湾で釣りをしていますが、「近年の魚の少なさ」に驚きを隠せないでいます。

年によっては「ある魚」が入ってきたりもしますが、総体的に考えますと、個々の魚種は確実に減少しているような気がするのです。

他人の昔話と自慢話は犬すら興味を示しませんので、ここで昔話をするつもりもないのですが、本当に釣れないというか、魚がいなくなっているのが実感として分かるのです。

たまたま北九州市在住の私の12歳年下の弟が今現在福岡に部屋を借りて仕事をしているのですが、「博多湾の釣れなさ」に、トコトン驚いているんです。

須崎埠頭だろうが箱崎埠頭だろうが基本的に魚が釣れないと嘆いています。

週末に彼は北九州市に戻り、覚えたてのメバリングロッドによる落とし込み釣りをするのですが、入れ食いに近い確率で頻繁にアタリがあるようなんです。


なので、落とし込み釣りを覚え始めでも、この程度はすぐに釣れるのだそうです。
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25センチぐらいのクロ。

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20センチはないメバル。

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20センチぐらいのアジ。

このような魚がチヌバリ4号、ハリス2号で、退屈しない程度に次々に釣れるのだそうです。^^;

博多湾の昔を知っている私からすれば、どれも当たり前の魚たちなんですが、このような魚たちすらいない博多湾が歴然としてあるのです。

弟は、その昔「死の海」と呼ばれた洞海湾で竿を出すのだそうですが、博多湾とは比べ物にならぬほどアタリがあるようなんです。(涙)

悲しいお話です。

福岡市は人口が増え、次々に商業施設はできても、釣り場は立ち入り禁止ばかりですし、釣れる魚の数もサイズも縮小傾向。

当たり前の魚たちすら釣れなくなっている博多湾。

ウィキペディアの「自然による自浄作用が緩慢なため人間による自然破壊が決定的な環境破壊につながりやすい」という文言をずっと味わい続けているような気も致します。

来年こそ!!と思いつつも、年を追うごとにやはり総体的には魚の数がまるっきり少なくなりました。

「閉鎖性水域の博多湾の弱点」と言ってしまえばそれまでのお話ですが、釣り場でエサを付けたハリをヘチから落としても無反応などと言うことが普通だとしたら、それは非常に嘆かわしいことなのです。

しかも、夜釣りでそういうことが多々あること自体が問題なのではないでしょうか?

「兄ちゃんが北九州に来て釣ったら、バカスカ釣れると思うよ~!」という弟の言葉は、嬉しくもあり、悲しくもある言葉です。




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まとめ

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