2017年のどんたくの夜に釣れた42センチのキビレチヌ (後編)

マリンメッセで行われているケツメイシのコンサートで、帰りに渋滞に巻き込まれることを避けた私は箱崎漁港に向かいました。


潮はどんどん下がっていっており、夜釣りでも釣りにならんかも?と思わせるような水位。^^;


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しばらく海を眺める限りでは、海水も澄んでいるし、油の影響など微塵も感じられない様子。



根掛かりが多いかもしれないので、過日ダイソーで購入した安物のナイロンハリス1・5号を使うことにしました。
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私もフロロカーボンハリスを普段は使っていますが、私のように短時間勝負で1回で使い切る釣り人はナイロンハリスでも構わないのではないか?と思うようになりました。


より「安近短」を追及するとナイロンの方が安いですし、ましてやダイソーのモノですと200メートルで108円というアンビリーバブルなプライスです。(苦笑)


フロロカーボンハリスVSナイロンハリス



吸収性がナイロンハリスにはあって、長時間使用していると強度が薄れる
結束強度はナイロンの方が強い
根掛かりなどの擦れにはナイロンハリスの方が強い
紫外線でナイロンハリスは劣化するが、フロロカーボンは劣化しない
ナイロンハリスは伸びるためアタリが鮮明に伝わりにくい



以上のことが通説・俗説として言われてはいますが、夜釣りで短時間の釣りではまるで無関係なことばかりです。(笑)


伸びるためにアタリが伝わりにくいと行っても、たかが水深1ヒロ~2ヒロを主に狙う私の釣りのスタイルではまるで無関係なような気も致します。


ミチイトもナイロン、ハリスもナイロンが少なくとも30年ほど前は主流でしたから。



竿を出してしばらくすると、明らかにメバルのアタリがあったのですが、大きなエサをアピールするために「アオムシの垂らし」をいつもより若干長めにしていたのが裏目に出て4センチぐらいエサを食って・・・それっきり。


際を狙っても何の魚信もないので、半ばヤケクソ気味で海底に窪みがあるところに前打ちをしてみました。


すると断続的にエサを齧るようなアタリが鮮明に竿先から手元まで伝わります。


セイゴ~フッコもエサを食うときはこのようなアタリ方をすることが多いので、てっきり30センチぐらいのセイゴかな?と思ってアワセますと、結構引くんです。


でも、引き方がセイゴ~フッコではありません。????


海面まで浮いてきても薄暗いので、正体が分らず、ミチイトを持って抜きあげますと、ちょいと驚き!!
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25センチぐらいのお腹がパンパンのウミタナゴのビッグママなのです。


しかも、私がハリを外すので左手でウミタナゴを鷲掴みにした途端にビッグママのお腹から2センチほどのウミタナゴが10匹ほど飛び出してきてこれまた唖然!!


お腹から地面に飛び出てきてピチピチと跳ねているウミタナゴの稚魚を見て、即座にビニールバケツに海水を汲んでビッグママを入れて、ウミタナゴの稚魚を優しくつまんで海水の中へ入れました。
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ウミタナゴが卵胎生の魚であることは図鑑ばかり見て育った私にとっては小学校の低学年の頃からの常識ではあったのですが、実際に釣り上げたウミタナゴから稚魚が飛び出てきたのは初めての経験です。^^;


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案外大きくなるまでお母さんのお腹にいるんですねぇ~。


ビッグママも、チビちゃんたちも優しく海にお帰りいただきましたが、チビちゃんたちがシーバス、メバル、タケノコメバルなどの餌食になるかもしれません。


さて、ウミタナゴのファミリーをリリースした私は、どんどんと水位が下がっていく際狙いを諦めて、再び2mぐらい離れた海底の窪みを目がけて前打ちしました。


海底にアオムシが付いたハリが着底したのを確認すると、少しずつ跳ね上げながらポイントを移動していると、ガツン!ゴツン!・・と手元まで鮮明に伝わるアタリがあり、竿先を送り込んでから反射的にアワセを入れた途端に、海底を猛スピードで15メートル以上突っ走るヤツがハリに掛かりました。


リールのスプールが無音のまま逆回転し、ミチイトがスルスルと出て行きました。


ヤツの動きが止まったところで、リールのレバーを回すとスイッチがONとなり反撃開始


ハンドメイドのペランペランの竿が、へし折れそうな弧を描いてグイグイと引っ張ってくれます。


思わず、「いいね~!いいねぇ~!」と口ずさんでしまいました。


イトを巻いては突っ走るのでイトを出す」の繰り返しを何度か行って、海面に浮かんできたのがこちら。
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左手で竿を持ち、ズボンの後ろポケットに入れていたデジカメを取り出して撮影出来るほどの冷静さが残っていました。^^;


40センチで1キロぐらいのキビレかチヌであることがこの時点で判明。


シャッターを押した後に、タモがないので徹底的に空気を吸わせて相手に戦意喪失させる作戦に出ました。


タモがないのでミチイトを持って抜き揚げるしか方法がないために、堤防の足元でもひたすら空気を吸わせて抜き揚げる時に暴れないようにして一気にミチイトを持って勝負に出ました。


ダイソーの200メートル巻きの1・5号のナイロンハリス1キロオーバーのキビレにしっかり耐えてくれました。(爆)
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42センチのキビレチヌ


メジャー無しで釣った魚を計る方法



私が釣り場でメジャーがないのに23センチのメバルだとか、26センチのタケノコメバルだと書いていることに疑問を持つ方もおられるかもしれませんが、秘密はこちらです。
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私の右手の手の平を広げると親指から小指までが22センチです。
このことさえしっかり覚えておけばメジャーは要りません。


ハリを外そうと思ったら、手では外せないほどガッチリと一番のポイントに刺さっていました。
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(所謂「地獄」に大き目のハリがガッチリ!!)



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まだまだ、元気が良さそうなので、なるべく足元と海水面の差がないポイントから優しくリリース。



キビレは元気良く夜の海の中を逃げ去りました。



短時間ではありましたが、ディテールはともかく油の流出など関係なく今までどおり釣れることが確認できました。(嬉)



これも、福岡市や油取りパットで油を迅速に取り除いていただいた各漁協のおかげです。



大好きな博多湾が仮死状態にならんで、本当に良かった~!!




案ずるより釣るが易し・・・・でございました。




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まとめ

コメント

No title
こんばんは。油流出から慣れない糸島半島で悪戦苦闘しておりましたが箱崎漁港にもまだ元気な魚たちがいるようで嬉しく思っております。今回の記事のキビレがほの暗い海面に浮いてくる画像にドキドキしてしまいました。長らくお目にかかれてない光景です(笑
Re: No title
> こんばんは。油流出から慣れない糸島半島で悪戦苦闘しておりましたが箱崎漁港にもまだ元気な魚たちがいるようで嬉しく思っております。今回の記事のキビレがほの暗い海面に浮いてくる画像にドキドキしてしまいました。長らくお目にかかれてない光景です(笑



コメントありがとうございます。


博多湾がダメならとばかり糸島、志賀島方面、奈多・新宮漁港・・・は、釣り人が多いのではないでしょうか?


どの釣り場に行っても、通い詰めないと釣れる魚や釣り方が違うので苦戦を強いられますよね~。






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