プレミアムフライデーに「暗雲の兆し」を感じるのは私だけ?

「長時間労働の是正」だとか、「働き方改革」などと言う言葉は、昨今いろいろなメディア媒体、紙媒体でもよく見かけるようになりましたが、今に始まったことでもなんでもなく、実は随分昔から言われ続けていたことでもあるのです。



困ったことに日本人は働くことを美徳としていて、職場に朝から夜中までいることが、ある意味あるべき男の正しい姿みたいに言われ続けてきたのは否めない事実ではないでしょうか?



最低限のことを謳った労働基準法ですら遵守していないような大企業・中小企業は今でも数多く存在します。



世に言うブラック企業なのですが、一向に改善されません。



なぜこういう問題が延々と改善されないのか?を考えてみますと、政治資金を提供する経済団体の経営者層たちに不利益にならないような税制やゆるゆるの労働法の罰則規定が、長きに渡って意図的に不作為に放置されっぱなしになっていることが一番の要因ではないか?と思えます。



枝葉末節のナントカ改革などを小出しにしたところで、この問題は抜本的には変わるはずもありません。



周知のように、2月から毎月最後の週の金曜日はプレミアムフライデーと称して、15時に仕事を終わる半ドンを実施するとのこと。



こんなことを言い出したのが、経産省と経団連の方々たち。



その趣旨が、個人消費を喚起するためと、金曜の夕方からの買い物や旅行を促すための施策及び「働き方改革」の一環なんですと・・・!!??



既に、「こんなプレミアムフライデーを享受できる人は極々限られていてナンセンス!!」と言う声が大多数を占めているのが事実ではないでしょうか?


実施できるのは一部の公務員と一部の企業ですし、公務員も警察や消防や教員、役所の一部の部課などは到底無理なお話でしょう。



小売主体の第3次産業の占める割合が高い福岡市では、既にプレミアムフライデー対策の売り出しやイベントを計画しているところも数多く見受けられますが、限られたごくごく一部の方々のすべてが買い物や旅行をするとも思えませんし、個人消費を喚起するとも到底思えません。



周知の通り世の中は、多くの企業が求人難で苦しんでいます。



人手が足りない、人が集まらないような企業が無理してプレミアムフライデーの販促やイベントを手掛けようとすれば、既存のメンバーの残業公休出勤などが増えこそすれ、減りは致しません。



個人消費の喚起だとか言う前に、
今目の前にある現実が経産省のエリート官僚や経団連に所属する大企業のトップの富裕層にはまるで理解されていないようにも思えます。


現在の経済環境の実態は、
・年収300万以下の方が41%
エンゲル係数が上がってきている
というこの2点を深く勘案しても、プレミアムフライデーで個人消費が喚起できるとは思えません。



金はあるが使うヒマがないから、ヒマを作れば金を使うはず!!」などと、立案者が真剣に思っていたとしたら、おバカの極致としか申し上げられない。


こういう方々は、「子供食堂」だとか、「貧困児童」「貧困の連鎖」・・などの記事を目にしないのだろうか?



私もかなり脳天気だが、この方々たちの「常軌を逸した脳天気さ」には疑問を感じないわけにはいかない。



こんな馬鹿げた政策を整合性のない屁理屈を並べて実施するような行政や経済団体の言い分を聞いただけで、ますます将来が不安になって財布の紐が堅くなるのではないか?と危惧してしまう。


プレミアムフライデーの日に、ヒマを持て余した有閑マダムがどこかのデパート売り場で爆買いているような写真を撮って、「プレミアムフライデー活況!!」などとの見出しで新聞記事なんか書いてはいけませんよ~!!


最低でも、数十箇所ぐらいの地点で同じ時間帯の売れ行きを鳥瞰した内容でないと、事実誤認の可能性があるはず。


釣りの記事でもよくあるんだよね~。



神がかった腕前のテスターが潮が良くてたまたま次々にチヌを釣っているところを取材して、「博多湾チヌ入れ食い!!」などとの見出しを書く記事が。



それを信じて行った釣り人の99%以上が釣り人がボウズだった!なんてお話が。



木を見て森を見ず」ではないが、一部のみをみて類推解釈するような記事は少なくとも新聞などではあってはならないことです。


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まとめ

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